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ソニー、E Inkの新技術を使った13.3型「電子ペーパー」端末を開発 47

ストーリー by hylom
7インチだと技術書を読むには小さいのよね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ソニーがE Inkの新技術を使った13.3型の電子ペーパー端末を開発した。この電子ペーパー端末は大学やオフィス向けで、E Inkの「Mobius」と呼ばれる新技術を採用することで、A4サイズに相当する13.3型の電子ペーパーを実現したという(PC Watch)。

解像度は1,200×1,600ドットで、ファイル形式はPDFに対応。操作はタッチとペンに対応している。内蔵メモリは4GB。重量は358g。駆動時間は最長3週間とのこと。

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  • by minet (45149) on 2013年05月15日 18時06分 (#2380867) 日記

    プレスリリースより
    http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201305/13-058/ [sony.co.jp]

    1回の充電で最長約3週間※5の使用が可能です。

    ※5: Wi-Fi機能オフ時。PDFファイル(テキスト)を1日1時間閲覧し、
    そのうち5分間手書き機能を利用した場合。
    実際の充電池持続時間は使用環境や機器の設定状態によります。

    大学・オフィス向けなのに1日1時間の利用って少な過ぎないか。
    「最長」だから嘘じゃないけど…。

    真面目にテキスト読んでメモ取って使ったら、1週間ってとこでしょうか。

    • 時間は、他の電子書籍リーダーとの比較のために、同じ条件で計ったのでしょう。
      比較すれば、ぶっちゃけ短めですよね。

      このデカイのを電車内で片手で持って読むというニーズは少ないはずなので、これでよいかと。

      大学やオフィスで使う場合、電源をつないだまま卓上で使うことの方が多いでしょう。
      逆に1日1時間どころか10時間使いっぱなしかもしれません。一日10時間なら、充電しなければ単純計算2日しか持ちませんねw

      親コメント
    • by jizou (5538) on 2013年05月15日 20時07分 (#2380943) 日記

      とりあえず、教科書や学校からの配布物がみんな電子化されて、これ一台をもって学校に行くだけですむ....
      のなら、この動作条件でいいと思います。
      覚えるために、講義のノートぐらいは、ちゃんととろうよ。(^_^;

      E-Inkだと、手書きは応答速度が間に合わないような気がします。
      電子ノートには、液晶タブレットを別に持ち歩くのが良いかと。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      他のタブレットのような使い方をしたら3週間というだけ。
      これだけもてば、一日中使い倒しても、出先で充電しなくてもいいレベル。

      武雄市はこれを配るべきだと思うよ。
      これなら、ノートの代わりと、補助教材に使える。

      iPadなんか配った日には電源が問題になるよ。

      家に持ち帰って自宅で充電してきてもらうと、充電し忘れた、調子が悪くて充電できていなかったというケースがあるし、子供たちの使い方を見ると午後の授業までバッテリーは持たないから途中で充電しないといけない。

      iPadを学校で配布したり児童生徒向けに配備するとき、iPad充電用の特殊な棚を用意したりする必要がある。
      そのうち、あまりに無理な大量充電機を自作しちゃって、火災とか発生するんじゃないかと思う。

      そこまで考えないで導入決めちゃう安易なところ多いな。

  • by Technical Type (3408) on 2013年05月15日 21時57分 (#2380989)
    ニュースリース [sony.co.jp]も見たが、PDF専用のモロに紙の代用ですね。最低でもmicroSDメモリーカードを挿さないと使い物にならないだろうが、動画も音も出ないみたいだから既存のタブレットを教育に使う方が余程効果的ですね。だいたいこれで「ディスカッションやディベート」ができるの? 唯一のメリットは電池の持ちだが、それなら紙の方が電池無しで50年程は使用できるので性能が良い。トータルコスト的にも、紙を配布する方が安そうだし。
    ところで「3大学と実証実験を2013年度後期より順次実施予定」の一方で「2013年度内に本端末の商品化を目指します」って、タイミング的に変ですね。
  • 150PPI (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2013年05月15日 18時02分 (#2380865)

    A4の文書をそのまま見られるのは嬉しいけど、もう少し解像度で頑張ってほしかった。
    段組み論文とかだと、粗が見えてしまうかも?

  • 画面サイズとWi-Fiが就いていることを除けば、Boogie Board ripと何が違うのだろう? ぜひともどこかに説明がほしいものだ。
    • by Anonymous Coward on 2013年05月16日 9時59分 (#2381229)

      Boogie Board ripは手描き内容をPDF化することはできますが、PDFを表示することは出来ません。あくまで手書きメモにしか使えません。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      >何が違うのだろう?
      #2381057 と #2381062 が紹介してるムービー見ろよ
      このムービー見て Boogie Board rip と同じにしか見えなかったらお前センスずれすぎてるぞ

    • by Anonymous Coward

      Boogie Board ripは表示と記録の一致が全く保証されないよ。線が消えるときもあるし、線の太さもちゃんと再現されない。
      そもそも再表示が出来ない。

  • # それはmebius
    • by Anonymous Coward

      あの会社パピルスブランドの名前でデジタルノートブックださないのはおかしいですよ

    • by Anonymous Coward

      GALAPAGOSって書きたかったのかな。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月15日 18時25分 (#2380884)

    紙に印刷した資料ってどうせ上下左右は空白なんだから
    A4のものを表示するならB5で充分かA5でもいいんじゃないかな。
    左右の余白が画面外にはみ出る大きさに拡大して
    7インチの端末でPDF読んでるけど、なんとかなってる。

    • by Anonymous Coward on 2013年05月15日 19時16分 (#2380918)

      むしろそういうモードがあればいいのかもしれないですね。余白を外して本文にジャストフィットするような拡大表示モード。
      Acrobatに余白をトリミングする機能があったから技術的には可能なはず。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        自炊したPDFであれば、自分でトリミングすれば良いのでは。
        機器に任せると表示が遅くなるし、なにより変な解像度変換がかかると見づらくなります。

        DRM付きPDFというのはあまり一般的じゃないので、今のところは気にしなくて良いかと。

      • by Anonymous Coward

        現行のsony readerに余白カット機能が既にあります。
        かなり便利ですが、それでもA4の論文を6インチのsony readerに表示させてみると結構厳しいです。添字の多い数式などは潰れてしまいます。

    • by Anonymous Coward

      もともと、A4で余白を除去した数字が13.3インチです(プレスリリース [sony.co.jp]の※1)。
      A4余白込みだと14.3インチです。

      おっしゃってるB5だと12.4インチ、A5だと10.1インチ。
      12.4だと13.3から小さくするメリットがそれほどなく、
      「A4の印刷物がそのまま表示可能」という最大の売り文句がなくなります。
      10.1だとiPadと競合して売りようがない。

      A4の余白抜き相当というのは、商品戦略的には、妥当だと思います。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月15日 18時36分 (#2380890)

    なにげに大きいけど、まさかフラッシュのこと?

    Kindle端末として使えるといいな。

    • by firewheel (31280) on 2013年05月15日 18時56分 (#2380908)

      フラッシュでしょうね。PCでいうSSD相当と思ってよろしいかと。
      Kindle Touchでも4GBだったので、そんなにビックリするほど大きいとは思いません。

      気になるのは描画速度と価格だなあ。
      今の電子ペーパー端末は大学の教科書として使うには処理速度が遅すぎるし、
      この画面サイズだと価格も高く付きません?たとえば3万円前後とか。

      >ファイル形式はPDFに対応。
      え?まさかのPDF専用機??

      PDF専用で価格もそれなりに高い。
      なにげに中途半端な仕様で、どの層をターゲットにしているか謎すぎる。
      うーん、あんまり欲しくないかも。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        > どの層をターゲットにしているか謎すぎる。
        一般販売しないし、ターゲットは書いてあるだろう・・・

      • by Anonymous Coward

        消しゴム付きで、後から書いた内容が読めるブギーボードなら欲しいかも。
        お値段次第だけど

      • by Anonymous Coward

        10インチクラスのE-Ink端末ですら新品3万じゃ買えないのに、
        13.3インチでしかもソニー製なら6万以上するんじゃないのかな。
        まあ民生用では出す予定無いみたいだから意味のない仮定だけど。

        でも、こっそり市場に出回ったら6万でも買いたい。
        電子譜面台として使う。これで楽譜の束からサヨナラだ。
        300g台と抜群に軽いのも良い。

        • by flutist (16098) on 2013年05月16日 11時58分 (#2381337)

          > 電子譜面台

          一度 iPad で挑戦してみたんですけど、見開きが前提で組版されてる譜面では譜めくりが厳しくって、すぐ諦めちゃいました。横置きで2ページ表示できるようなデカイ E-Ink 端末があれば、すっごくほしいです。

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          • by chronatog (8479) on 2013年05月17日 2時22分 (#2381912) 日記

            iPad、iPad miniを2枚用意して、このアプリを使えばいけますかね。

            『iPad miniを2枚使った電子書籍アプリ、その名も「富豪ブック」』
            http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1212/14/news088.html [itmedia.co.jp]

            親コメント
          • by Anonymous Coward

            最近はUSBフットペダルスイッチなんてものも出回ってるんで、
            Windowsタブレットだったら簡単に解決できそうですね。
            iPadでの使用にチャレンジしてる方もちらほら居るようで(要電子工作)。

            見開きE-Ink端末のアイデアも魅力的ですが、
            不安定な携帯譜面台に乗せての利用に不安を感じます。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月15日 19時38分 (#2380930)

    http://www.eink.com/press_releases/e_ink_introduces_mobius_051313.html [eink.com]

    だそうですが、枠を取っ払って丸めて収納とかできたりしないかな。

  • 終了のお知らせ?

    むしろ仕様的にはNoteSlateかな。いやまあこっちは最初から終了しているけれどw。
    • by Anonymous Coward

      NoteSlateはまだ一応、開発中ですというスタンスみたいですね。
      信じてる人なんていやしませんが。
      enchantMOONは手書きの応答速度に拘ってましたが、
      動画を見る限りでは、ソニーのこれは応答速度がかなりショボいので、
      電子ノートとして目指すところが違ってますね。
      というか上の動画、
      最初のわずかな部分を除いて、ペンを持つ手が書いてる場所を隠して応答速度が判らなくなっているのは、意図的なんでしょうか・・・

      • by Anonymous Coward

        >enchantMOONは手書きの応答速度に拘ってましたが、
        >動画を見る限りでは、ソニーのこれは応答速度がかなりショボいので、

        ソニーの手書きメモよりも応答がいいというで期待してみたら、あきらかにenchantMOONのがショボかったんだけど。
        もしかして手書きの時の線の追従性ではなくて、パネルの切り替え速度の話をしてる?

  • by Anonymous Coward on 2013年05月16日 2時16分 (#2381095)

    「電子ペーパーは液晶と違って目が疲れない」ってよく言われますけど、そう言っている人は本当に試した上でそういってるんですかね?
    私はキンドルペーパーホワイトを持ってますけど、正直液晶タブレットで読むのとあんまり疲労感に差は感じられませんでした・・・。
    考えてみたらペーパーホワイトに手を出すような人は液晶画面を見ながら平気で毎日五時間も六時間も仕事したりネットサーフィンしたりしている人が多いわけで
    そういう人が液晶に表示された活字を数時間読んだからと言って目がおかしくなることはないんじゃないでしょうか。
    現代人の眼球は電子ペーパーが無用になるほど液晶に適応し、鍛え上げられちまっているのかもしれません。
    (十時間くらぶっ続けで読書するとか、老眼が進んだりしてたらまた違うのかもしれませんが・・・)

    「高精細」という特徴にかんしても、かなりクセがあるなあという印象です。
    極細の線の出力がかすれた感じになるのが気になりました。
    たとえばキンドル標準のフォントだと調整してあるのか大丈夫ですけど、自前で用意したPDFを表示すると明朝体の細い横棒の部分が怪しい感じになります。

    加えて電子ペーパー特有のもっさり動作が「読書してるんだ感」を大いに損ねてしまうのがアレです。
    読み手に「表示が遅いからページ操作を間違えられない」という微妙な緊張を強います。
    本を読んでいるというより大昔のPCを操作してる気分になる。

    電子ペーパーの一番の悲劇は「電子ペーパー」というネーミングにあるのかもしれません。
    「ペーパー」とか「インク」って名前に入ってるととりあえず電子書籍をそれで作りたくなっちゃうのが人間の性じゃないですか。
    画面の切り替えが頻繁な電子書籍よりも、サイネージの方が電子ペーパーの応用分野の本命だと思うんですけどね。

    • Paperwhiteって、デフォではフロントライトが常時オンですよね…コントラストがまだ高いといっても低くて辛いのかなぁ、という感はありますね。ページめくりはなかなか解決しないですねー…ちょっと行って戻る、行きつつ戻る、が全然できない。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2013年05月16日 7時01分 (#2381123)

      >画面の切り替えが頻繁な電子書籍よりも、サイネージの方が電子ペーパーの応用分野の本命だと思うんですけどね。

      遠い未来はしらんけど、現時点では
      ・モノクロ
      ・画面サイズが小さい
      ・(フロントライトを付けない限り)暗い所では見えない

      という特性を考えると、看板は最悪な用途だと思う。

      看板なら低消費電力である必要も無いし。

      親コメント
      • > 遠い未来はしらんけど、現時点では
        > ・モノクロ

        カラー、ありますよ。まだちょっと色褪せた感じですけど。

        > ・画面サイズが小さい

        複数枚繋いででかいパネルにしてる実例があります。

        > ・(フロントライトを付けない限り)暗い所では見えない

        駅構内や店内の掲示の実例があります。

        > 看板なら低消費電力である必要も無いし。

        電気代も馬鹿にならないのでね。

        おそらく店頭のネオンサインの代用が頭の中にあるのでしょうが、
        「サイネージ」ってそういう物だけを指すのではないので。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      >「電子ペーパーは液晶と違って目が疲れない」ってよく言われますけど、そう言っている人は本当に試した上でそういってるんですかね?
      ええ、試した上での感想です。

      >現代人の眼球は電子ペーパーが無用になるほど液晶に適応し、鍛え上げられちまっているのかもしれません。
      もしそうだとしても、それは「慣れ」と呼ばれる物です。
      生物的に脳や眼球が進化して液晶に適応するほどの時間は経過していません。

      >加えて電子ペーパー特有のもっさり動作が「読書してるんだ感」を大いに損ねてしまうのがアレです。
      これも慣れという奴ですね。

      むしろ本来の紙の本では、ページ目繰りというのは時間のかかるものでした。
      #ちなみに紙の本を完全に再現すると、ページ目繰りはもっと「遅く」しなければなりませn。

      >自前で用意したPDFを表示すると明朝体の細い横棒の部分が怪しい感じになります。
      そりゃあんたの用意したPDFが悪いんですよ。
      #なにを当たり前の話を……。

    • by Anonymous Coward

      電子ペーパーの特性と電子ペーパー端末の特性がごっちゃになってるような…
      Kindle PaperwhiteはKinldeストア用廉価端末としての性能しか無いので、多くを求めてもしょうが無いです。
      とくに自前ファイルを快適に読みたいなら、端末性能に合わせた歩み寄りをしないとなかなか難しい。

    • by Anonymous Coward

      考えてみたらペーパーホワイトに手を出すような人は液晶画面を見ながら平気で毎日五時間も六時間も仕事したりネットサーフィンしたりしている人が多いわけでそういう人が液晶に表示された活字を数時間読んだからと言って目がおかしくなることはないんじゃないでしょうか。
      現代人の眼球は電子ペーパーが無用になるほど液晶に適応し、鍛え上げられちまっているのかもしれません。

      毎日5時間も6時間も液晶画面を見ている人ですが、平気じゃないです。目がおかしくなります。
      そういうのって毎日少しずつ蓄積されていくので、前は終日見てても平気だったのに、最近は3,

    • by Anonymous Coward

      「電子ペーパーは目が疲れない」というのは、
      「液晶と違って発光を必要としないから」という話ですよ。

      フロントライト付きのKindle PaperWhiteを例に挙げても何の意味も…

      • それは誤解を招く表現かと。

        液晶は発光しない。だから、必要ならバックライトを併用する。
        近年の液晶テレビやスマホ・タブレットなどではバックライトを採用しているものがほとんどだが、最近のSIIの電子辞書ではモノクロの高コントラスト反射型液晶パネル(バックライトなし)を使用しているモデルも多い。
        また、液晶パネルでもバックライトが一般的になる前には、フロントライトを採用したものもあった。

        それ自体が発光する表示デバイスは、たとえばプラズマディスプレイで、ネオンやキセノンなどを発光させるため、視野角が広い。液晶は偏光を利用しているために視野角に制限がある。

        親コメント
        • Kindle PaperwhiteはLED照明のフロントライト拡散層が電子ペーパーの上にあって、輝度を最低に下げない限り、使用中は常時フロントライトが点灯しています。ですから発光するディスプレイと変わんないんです。気にしなければ、あ、光ってるな、とは気づかないですし、すごく暗いとこではそれでもいいんでしょうけど…

          親コメント
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