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30万台以上を修理した米国最高齢のタイプライター修理職人が96歳で死去 23

ストーリー by headless
訃報 部門より
米国最高齢のタイプライター修理職人、Manson Whitlock氏が8月28日に96歳で亡くなったそうだ(The New York Timesの記事New Haven Registerの記事本家/.)。

1917年生まれのWhitlock氏は10代のころから父親の経営する書店のタイプライター部門で働き始め、1940年代には自分の店を持つようになったそうだ。イェール大学に近いコネティカット州ニューヘイブンの店には、Robert Penn WarrenやArchibald MacLeish、John Herseyといったピュリッツァー賞受賞者も顧客として名を連ね、一時は6人の技術者を抱えていたという。近年はWhitlock氏自身が唯一の技術者となっていたが、今年6月に閉店するまでは毎日スーツとネクタイを着用して通勤し、修理したタイプライターは30万台を超えるとのことだ。
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  • by Anonymous Coward on 2013年09月14日 14時52分 (#2460281)

    10歳から休日0で1日10台くらい直さないと達しない数だけど実際のところ1日何台くらいだったのだろうか。

    • by Anonymous Coward on 2013年09月14日 20時38分 (#2460408)

      故障と言ってもちょっと部品が曲がってスムーズに動かないとか、きちんと印字されないとかがほとんどだろ?
      調整も目分量でOKだろうし、一件五分もかからんだろ。
      部品の交換があったとしても、構造が単純だからそんなにかからないんじゃないか?
      量産品で同じ製品を同時に大量導入してるだろうから慣れれば早いと思う。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ニューヘイブンの店の記録ってことにしておけ。
      最盛期は他に6人も職人がいたなら、30万台くらいいくだろ。

    • by Anonymous Coward
      本家にもそんなこと言ってる人いるけど、
      1年365日計算で10台で82年だけど
      11台で74年、12台で68年、13台で63年、14台で58年ですね。とはいえ休みの日を考えるとまだまだ足りない

      仮に「簡単なのもあったので平均すると 1時間に3台直せました」且つ「1日7時間働いていました」だとすれば1日20台くらい直せる。
      それで年間240日働けば62年なので、このあたりじゃないですかね。
    • by Anonymous Coward

      修理30年のプロから見れば1分で解決できるようなのもそれなりにあったんじゃないかな。

    • by Anonymous Coward

      金銭から勘定してみると、1月で300台ということは1台の修理代10ドル(約1000円(今の相場)から4000円(昔の固定相場)とると
      技術者一人当たり売り上げ3千ドル/月。
      3万6千ドル/人・年は事業としてはぎりぎりか?修理代はもちょっと高くとっていたのかな。

      「適度な時間間隔で、調整したはずのタイプライターがジャムるようにしておく」とかいう
      秘法(本家ソニータイマー)とか受け継がれなかったんだろうか

  • 修理して使い続けると言うのは良いと思うが、別のを買った方が安いから、修理する人なんて仕事がなくなって無職になってしまう。この人は幸せだったね。

    俺の自転車は20年物だな。腕時計もそれくらい。30年ものの扇風機は危ないそうだから捨てた。父親が使ってるワープロがほぼ毎年1台壊れるので、3台ほど確保している。

    • ググればすぐに出てきますよ>ワープロ修理専門業者
      以前見た番組では、物書きにとっては万年筆とかと同じで、使い慣れたワープロじゃないと筆が進まないそうで結構依頼があるらしいです
      基板交換だとすぐにパーツが尽きるでしょうし、ちゃんと故障個所を特定してIC交換とかしてましたね

      丸ごと交換がデフォなのは、量産中はわざわざ故障個所を調べるより丸ごと交換したほうが安上がりなだけですし

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ああ、あるね。
        何台かを市の粗大ごみで出したのはあまりよくなかったかな。貴重な部品だったかも。それも考えてヤフオクでジャンク1円で出した事もあるが、やはり故障品は売れなんだよね。手間かかるし。

        俺自身も少しは修理できるようになってしまった。と言っても、分解して組み立て直すだけだけど。それで直ってしまうことが多々ある。

        • by Anonymous Coward

          分ければ資源、そのままではゴミ

          家電を不要品回収に出したけど、大量に集めて分類してはじめて金になるんだなと思った

      • by Anonymous Coward

        部品を大量にストックしているからしばらく大丈夫みたいなこと言ってましたね。
        部品取り用に中古を買い集めてると思ったら、昔大量に買った在庫がまだあるらしい。
        劣化する部品はだいたい決まってるから部品取りはあまり意味ないのかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      電子機器の「修理」なんてまるごと交換するしかないし

      • by Anonymous Coward

        部品の細密化が進んで部品交換(はんだ付け)がまず無理ってのがあるね。

      • by Anonymous Coward

        数年前のデジカメだけど。
        修理はユニット化された基板、モジュール化された部品のまるごと交換が多かった。
        ただし、モノによっては手はんだでチップコンデンサなんかの取り替えとかを指示されることもあった。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月15日 17時12分 (#2460635)

    とってもやさしいお爺さん
    町一番の働き者で朝から晩までタイプライターの修理
    ついでにおもちゃも直してくれる

  • by Anonymous Coward on 2013年09月16日 6時58分 (#2460848)

    一番壊れるキーは何だったのだろう!?

    • by Anonymous Coward

      単語と単語の間で常に打鍵されるスペースキーか、改行などの機能キーか、後は普通の文字キー(英文の出現頻度順)ってとこじゃないですかね

      • by Anonymous Coward

        うちのタイプライターの改行はレバーだった

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