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電力

スーパーキャパシタを使ったモバイルバッテリ、商品化に向けて資金募集中 51

ストーリー by hylom
製品化できるんですかね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Zapgochargerという企業が、キャパシタを使ったモバイルバッテリ「Zap&Goを実用化すべく資金を募集している(資金募集サイトIndiegogoのページFUTURUS)。

「従来のスーパーキャパシタに使われていたアルミホイルを、カーボンの薄いシートであるカーボン・グラフェンで置き換えた」ことにより、モバイルバッテリーとして使えるレベルの容量で小型のキャパシタの試作品が完成したとのことで、量産化のための資金を募集しているとのこと。

製品化された際の価格は未定のようだ。

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  • 夜中に充電しておいて使うものだし、出力も2AあればOK。
    まあ、出先で、スマフォもバッテリも充電切れで、とりあえず、数分でモバイルバッテリに充電して移動しながらスマフォに…ってパターンだけはありえるけど、1500mAhのこいつより、それなら10000mAhくらいのやつも持ち歩けるくらいのサイズにはなってきた。写真を見る限り、Liイオンなら5000mAhくらいのサイズかな。

    • by Anonymous Coward

      そしてそのLiイオン電池よりも充放電の瞬発力が高い気がするが
      危険防止とか飛行機への持込とか大丈夫だろうか。

      • by Anonymous Coward

        バッテリーの爆発とかたまに起こるけど、スーパーキャパシタだと感電もありそうで怖いですね。

        • ある大先輩が大昔の電解コンデンサを過電圧で充電させて、麻雀中人を感電させたり、爆発させて「PCBとか怖い時代だったんだけどぉ」と言ってたのを思い出す。
          エラい匂いがしたらしい。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          お手製管球ギターアンプとかは、たまーに死人が出ますしね。
          電源抜いていて気を許していたら、キャパシタからキツーい一撃を喰らう。

      • by Anonymous Coward

        法律などの対応は知らないけど、基本的にはダメと言われそう.

        機内持ち込みのかばんに入っていたモバイルバッテリーを預け荷物にさせられたことがあるし、たしか、機内へ持ち込めない
        シェーバーがあるはず.そういったことを考えると、危険物扱いに分類されそうだね.

      • by Anonymous Coward

        リチウムイオン電池も発火しますからね…
        させるのも難しくなさそうですし。
        当初、飛行機への持ち込みに航空会社は反対したそうですし。

        以前、「ラジコン技術」にリチウムイオン電池の特集があったのですが、
        携帯電話が突然熱くなったので、自動車のボンネットに放り出したら、
        発火して、ボンネットの鉄板を融かしてエンジンルームに落ち、車ごと燃えてしまったという、
        米国での例が紹介されていました。
        互換バッテリーを使う人が多いから、ということでしたが。

        色々と安全装置が内蔵されているだけで、本質的には危険なものではないでしょうか。

    • by Anonymous Coward

      5000mAhぐらいのエネループバッテリーを使ってますね。
      モバイルバッテリーは頻繁に充電しなくてもいい物が良い。

      本体のバッテリーが切れそうになったら、充電ケーブルつないだまま使う。よほど重い使い方しない限り競り勝ってだんだん増えていきます。

      外で高速充電できればもっといいですが、
      今のところ不便とは思ってません。

      • 大体、コンセントのある所で、数分しかいないってな不義理?なことは出来ないです。
        私の場合だと、ツーリング中にスマフォが充電切れ、ってパターンですが、充電させてもらえる所でって考えると、マクドとかになるわけで、まあ、2-30分は滞在する。スマフォだと50%くらいは復活する。

        まあ、モバイルバッテリーを持たないでって時、まあ、昼飯を食べるくらいの勢いで外に出たけど、急に遠出がしたくなる無計画ツーリングなんかには、外で充電しなければならないくらいも使わず、ホテルまで何とか耐えますしね。

        親コメント
  • by jizou (5538) on 2014年10月20日 13時55分 (#2696672) 日記

    スーパーキャパシタって、アルミ電極なんて使ってないと思うんですけど....
    普通のコンデンサと勘違いしてないかなぁ。
    https://www.nec-tokin.com/product/cap/sucap/edlc_guide.html [nec-tokin.com]

  • by Anonymous Coward on 2014年10月20日 13時07分 (#2696631)

    物理電池なので寿命は問題ないだろうけど
    自己放電とコストが問題だろうね。
    リチウム電池並みかそれ以上だったら画期的。
    あっち方面からの襲撃に気を付けた方が良いかも。

    • by Anonymous Coward

      特性が違うので、使用(運用)方法も違うのでしょうね。
      リチウム電池系のモバイルバッテリはどちらかというといざというときの追加バッテリですが、
      キャパシタ系だと毎日充電して常に使う増強バッテリでしょうか。

      • 随分昔にもこんなの有ったよなぁ。
        エネルギー革命?驚異の電気2重層キャパシタは本物か? [nikkeibp.co.jp]

        --
        屍体メモ [windy.cx]
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      • by Anonymous Coward

        毎日充電するほうがキャパシタになり、
        モバイルバッテリーがリチウムの方が適材適所なんですけどね。
        それを一般のスマホのバッテリーとして出すのは無理か。

      • by Anonymous Coward

        満充電放置で劣化が加速するリチウムイオンは予備電池としては使い辛くない?

        キャパシタは無線充電と組み合わせて、わざわざ線繋がなくても、いろんな場所で常に充電出来るってインフラが出来ると凄く便利そう。

        • by Anonymous Coward

          無線でx000mAh相当のコンデンサを充電できるだけの電力を給電ってエクストリームすぎるよ

          • by Anonymous Coward

            10年前ならそれが常識でした。
            今は磁気共鳴方式が出てきたので、数十センチの距離で数kWとか、数mで数十Wぐらいなら夢物語ではなくなりましたね。

          • by Anonymous Coward

            近ずくと電子レンジ状態になりそうですよね...

      • by Anonymous Coward

        毎日充電ってより、出先で端末の電池が尽きそうになったらその辺のコンセントから電気もらって、
        キャパシタが充電できたらバイバイ。あとは移動しながら端末に移すよ(充電するよ)って感じじゃないですかね。

        • by Anonymous Coward

          > キャパシタが充電できたらバイバイ

          容量が途方もなくデカいコンデンサを充電するってのは、充電があるレベルに達するまでは
          ショートさせたのと同じような大電流が一気に流れるでしょうか、そこへんが現実的かどう
          かでしょうかね。

          • by Anonymous Coward

            スーパーキャパシタって耐圧低いから高速蓄電だと内部配線が怖い
            出力が5V1500mAhなんで出力ロスも考えると
            キャパシタは15Whぐらい貯め込んでるのかな
            耐圧3Vと仮定してで5分で充電完了だから60A以上・・・

            • by Anonymous Coward

              てことは、例えば、キャパシタそのものは小型化できたとしても
              周辺が大電流に耐えられるように定格2倍くらいとか見込んでる
              から、もうゴツくてゴツくて…ってこと? だよね?

    • by Anonymous Coward

      過去の記事を見る限り、
      襲撃が怖いのは、開発した方でなく、
      新型キャパシタ電池をけなす記事を書いた側のようですが。

  • by Anonymous Coward on 2014年10月20日 13時27分 (#2696647)

    キャパシタはエネルギーが減るとほぼリニアに電圧も落ちるはずです。一方電池はある程度耐えてくれます。
    その辺、安定化回路を工夫すればそれなりにイケるとは思いますけど、この辺どうなんでしょ?

    indiegogo見ましたけど、$10でサポート、$99で製品、$10000でパートナー………あれ?

    Be the first to own the Zap&Go Charger, the first supercapacitor based charger for smart phones at a $50 discount to the launch price.

    $50値引きの権利が$99なのか、$50値引いて$99(つまりMSRPが$149)なのか………$149だと高いな。

    • by BIWYFI (11941) on 2014年10月20日 13時56分 (#2696675) 日記

      >キャパシタはエネルギーが減るとほぼリニアに電圧も落ちるはずです。

      これが、コンデンサ(キャパシタは英語名)の弱点なんだよね。
      大電力を確保しようとすると、耐圧を上げないといけない。
      耐圧を上げるには、電極間隔が広げる必要が出てきて容量が減ってしまうジレンマ。

      >一方電池はある程度耐えてくれます。
      高電圧域(と云っても1~3Vだが)で、化学エネルギーに変換するからね。
      尤も、化学エネルギーに変換する為の化学反応が電池の寿命を削ってる訳で。
      しかも、電圧が高い程化学活性が強くなって、これまた、電圧を上げる程電力密度が高くなる性質とのジレンマに悩むと。

      フライホイール類だと、今度はジャイロ効果に悩むし、電気を溜めるのは色々悩ましい。
      現時点で最高性能なのは、位置エネルギーに変換する揚水発電なんだから。

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    • 昔ながらの懐中電灯だのラジオだのといった乾電池駆動機器はともかく、
      今時の精密電子機器は、バッテリの電圧でそのまま動作させたりしません。
      リチウムイオン電池の3.7V前後の電圧をそのまま使わず、DC-DCで5.0Vとか3.3Vとかの定電圧に変換してから使ってます。

      というわけで、DC-DCで電圧変換が入るのは大前提として、今時は0.3V~5.5Vから5.0V/3.3Vに変換するDC-DC [strawberry-linux.com]といった広範囲の電圧に対応できるコンバータが出てきてますので、電圧範囲の広さは本気で使うつもりならそれほど問題にはならないでしょう。
      #そもそもコンデンサの保持エネルギーはQ=1/2 C V2、電圧の二乗に比例するので、低い電圧でのちょっとのエネルギーはあまりあてにしない、という判断ありでしょう。5Vから0.3Vまで放電した場合5Vで充電したエネルギーの99.6%を使い切れますが、1.5Vまで放電にしても90%は使えます。電圧下限が高いぶん、より高効率なDC-DCが使えますから、中途半端にコンデンサの電荷を使い切ることを考えるよりは無駄が少ない場合も。

      さらに、より大規模で高効率を目指す場合には、複数のキャパシタを使って、電圧が高いうちは並列接続、電圧が下がってくると直列に接続を切り替えて電圧をかせいだりいった手段もあるみたいです。

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      • >電圧の二乗に比例する

        この「電圧」の定義が実は面倒。
        単純なモデルだと、そのままだけど、途中に誘電率が変化する誘電体が入ると単純には比例してくれない。
        で、大抵のコンデンサが実際にそんな挙動になってる。

        あと、基底の電圧は、云わば温度の様な代物で、基礎式の「電圧」は絶対温度的な扱い。
        実用だと実効電圧を考慮する必要が在る。
        要は、電気回路でもエントロピーの要素がちゃっかり顔を出すんだよね。
        ま、物理現象とエントロピーは切り離せないから当然なんだけど。

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    • 直列並列を自在に切り替えてだいたいの電圧を合わせて、あとは安定化するとか。

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      • by Anonymous Coward

        だらだら電圧落ちるわけじゃなくて比例だからなぁ
        えらいたくさんの数の直並切り替えが必要そうだな

    • by Anonymous Coward

      安定化回路は、ある程度は充電口側にあります。
      少し下がった程度なら充電できるし、一定以上下がれば「充電してないよ」となるでしょう。
      そこ(充電不可になるまでどれだけ充電できるか)もキャパシタの性能限界ということになります。
      充電できない電力がいくら余ってても仕方ないですから。

      • エナジー・キャパシタ・システムECaSS(R)とは何か http://capacitors-forum.org/jp/admission/ecass/ [capacitors-forum.org] 高効率な充放電制御と出力電圧安定化回路が必要ですね.
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      • by Anonymous Coward

        旧JA1AAAな方がその辺に関して起業されていましたが・・・
        あまり広がった話を聞きませんから時期尚早だったのかも。

      • by Anonymous Coward

        いや、それだとキャパシタってほとんど充電に使えないよ?元コメが書いているように、かなりリニアに電圧落ちるから。
        #例えば0 -> 10 Vで充電するなら、5±0.5 Vに入っている期間は1/10ぐらいしかない。

        だから普通はキャパシタ側に安定化を入れないと。
        降圧レギュレータで電圧下げて使って、ドロップアウト割り込んだら昇圧回路通すとかそういう感じで。

        • by Anonymous Coward

          なるほど。
          例えば最大100Vで充電できるようなキャパシタを作って、それを5Vに降圧して使うといった形でないと、まともに充電できないわけですね。

          まともな大きさや価格の装置になればいいですがw

  • SCiB [www.scib.jp]で充分対抗できると思うんだが、東芝さん、やらんかね?

  • by Anonymous Coward on 2014年10月20日 17時30分 (#2696812)

    モバイルバッテリーにするっていうと、電池を代替できる程度のエネルギーを蓄えるキャパシタってことですよね。
    高所から落下させたり満員電車でプレスされたりした場合にどうにかなっちゃったりしないでしょうか。

  • by Anonymous Coward on 2014年10月20日 19時47分 (#2696908)

    容量ではLiイオンにかなうわけもなく、小型大電流&充放電回数を活かした
    、、よくあるのは突入大電流のバックアップ
     (あと2桁ほど大きいの作って)EVなんかの用途むけじゃ、、、

    • by Anonymous Coward

      最終的にはそうかもしれんけど、
      「これ」はスマホ充電向けのモバイルバッテリー作るから投資よろ、って記事なのよ。

      • by Anonymous Coward

        なんで、この記事ヒトタチ、投資の頼み方で方向まちがってね?
         て意味で、タレコミへのコメントなんじゃ?

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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